「剣と魔法のログレス」利用者アカウントの不正売買、27件が被害
オンラインゲーム「剣と魔法のログレスいにしえの女神」において顧客のアカウントが売買され、開発企業の従業員が逮捕された事件で、27件のアカウントが被害に遭ったことがわかった。
同事件は、同ゲームをマーベラスと共同で開発したAimingの元従業員が、ゲーム運営の管理権限を利用。顧客が利用するゲーム内アカウントの引き継ぎコードを不正に入手し、リアルマネートレード(RMT)サイトで売買していたことが判明したもの。不正アクセスと詐欺などの容疑で大阪府警に逮捕された。
社内調査の結果、27件のアカウントが同様の手口で売買されたことを確認した。対象アカウントの一部については、データを復旧し、返却したという。また逮捕された従業員を6月29日付けで懲戒解雇処分とした
同社では、運用管理権限者が引き継ぎコードを閲覧できないしくみに変更。利用者にはメールなどで間接的に引き継ぎコードを案内する方式を採用するなど、運営管理システムのセキュリティ強化を図るとしている。
(Security NEXT - 2017/07/13 )
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