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デスマ寸前の要件でコンペ勝ち抜くカードゲーム - 「致命的な脆弱性」といったカードも

ヴィレッジヴァンガードオンラインショップは、ITプロジェクトのコンペをテーマとしたエンジニア向けカードゲーム「Fat Project」を発売した。

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Fat Project

同ゲームは、点数の範囲内でもっとも多くのカードを保有したプレイヤーが勝利となるブラックジャック風のカードゲーム。遊戯部すずき組が開発し、2016年にゲームマーケット2016秋で販売、完売となったが今回同ショップで再発となった。

ゲームプレイヤーは、コンペに参加したIT企業のマネージャーになり、他プレイヤーの動向やリスクをふまえつつ、クライアントの要望に応えてプロジェクトの受注を目指す。

「クラウド活用」には「1」、「IoT」には「2」、「AI」には「4」など、要件ごとに点数が割り振られており、最終的に要件が多いほどクライアントにとって魅力的なプロジェクトとなり、コンペに勝利できる。ただし、合計点数が17点以上になると開発規模を上回り、デスマーチが確定、負けとなる。

特殊効果を持った「致命的な脆弱性」のほか、「サポート切れ(EoL)」といったカードも用意。ゲームのルールブックは、遊戯部すずき組のページよりPDFで参照できる。

(Security NEXT - 2017/06/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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