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「RIG EK」による感染被害が急増 - 警察が約300の踏み台サイトに指導

エクスプロイトキット「RIG」に起因したマルウェアの感染被害が拡大しているとして、警察やセキュリティベンダーでは注意を呼びかけている。

正規サイトの改ざんにより外部サイトへ誘導、エクスプロイトキットによる脆弱性を突いたドライブバイダウンロード攻撃により、不正送金マルウェアやランサムウェアへ感染させる攻撃が、2016年9月ごろより急増。攻撃を把握した日本サイバー犯罪対策センター(JC3)や警察が注意喚起を行った。

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攻撃の流れ(図:JC3)

セキュリティベンダーにおいても同時期に同エクスプロイトキットが活発な動きを見せはじめたことが実際に観測されている

米Symantecによれば、同時期に観測されたエクスプロイトキットのうち、「RIG」が24.6%と最多だった。その後も活動は衰えておらず、12月の時点で34.8%を占めている。

またインターネットイニシアティブ(IIJ)のセキュリティチームによると、9月29日から10月16日までの2週間強に同エクスプロイトキットの攻撃で用いられた国内のIPアドレスは、あわせて66件に及んでいた。

(Security NEXT - 2017/02/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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