Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

公文書公開時に個人情報含む事務処理用リストを誤って提供 - 福岡市

福岡市建設局は、個人の氏名109人分が記載された非公開のリストを、公開請求者2人に誤って提供していたことを明らかにした。

誤って請求者に提供したのは、情報公開請求あたり作成した事務処理用のチェックリスト。建設工事に関する届出書の届出者および解体業者109人の氏名が記載されていた。2007年12月までは、同リストには情報公開請求の受付日と受付番号のみを記載していたが、2008年1月の担当者変更後、誤って届出者の氏名などを記載していたという。

1月25日に行われた2件の公文書公開において誤って提供。さらに同月30日に同様の請求があったが、2月6日に情報公開室の指摘により判明したという。同リストはすでに回収済みで、同市では対象となる関係者に説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2008/02/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

アサヒグループHD、情報流出の被害範囲を調査 - 製品出荷を順次再開
個人の意見が推測可能な文書を窓口で誤公開 - 鎌倉市
イベント案内メールにメアド含むファイルを誤添付 - 静岡市まちづくり公社
下取車オークション情報が漏洩、顧客に画像届く - トヨタ系ディーラー
海外グループ会社にサイバー攻撃、国内への影響なし - ダイヘン
顧客情報含む電子媒体を紛失、定期チェックで判明 - 三井住友信託銀
ファイアウォール基盤「PAN-OS」に判明した脆弱性2件を修正 - Palo Alto
CrowdStrikeのWindows向け「Falconセンサー」に複数脆弱性
「Flowise」のRCE脆弱性 - 旧版に影響と説明
「Tenable Security Center」に脆弱性 - 権限外の操作が可能に