Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「7-Zip for Windows」のインストーラーに脆弱性

ファイルの圧縮や解凍を行うアーカイバ「7-Zip for Windows」のインストーラーに脆弱性が含まれていることがわかった。

同ソフトにおいて、検索パスの設定に問題があり、悪意あるライブラリファイルを読み込むおそれがある脆弱性「CVE-2016-7804」が存在することが判明したもの。アプリケーションの実行権限でコードを実行されるおそれがある。

同脆弱性は、三井物産セキュアディレクションの吉川孝志氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。開発者は、脆弱性を解消した「7-Zip for Windows 16.03」を公開している。

(Security NEXT - 2016/10/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「XenServer」「Citrix Hypervisor」に脆弱性 - 情報流出やDoS攻撃のおそれ
「PAN-OS」に対するゼロデイ攻撃、国内被害は未確認
「PAN-OS」を狙う「Operation MidnightEclipse」 - 3月下旬より展開
Palo Alto Networksの「PAN-OS」にゼロデイ脆弱性 - パッチを準備中
Fortinet、アドバイザリ13件を公開 - 複数製品の脆弱性を修正
「Rust」によるWindowsバッチ処理に脆弱性 - アップデートが公開
Juniper Networks、セキュリティアドバイザリ36件を公開 - 「クリティカル」も
「PAN-OS」に関する脆弱性7件を修正 - Palo Alto Networks
「OpenSSL」にサービス拒否の脆弱性 - 次期更新で修正予定
「Node.js」にコマンドインジェクションの脆弱性 - Windows環境に影響