広島県内の医師や薬剤師の情報8142件を盗まれる - バイエル薬品
バイエル薬品は、個人情報を保存したノートパソコンやUSBメモリを紛失したと発表した。
中国支店従業員が大阪市内の公共駐車場に自家用車を駐車していたところ、2006年12月31日未明に盗難の被害に遭ったという。盗まれた自家用車の車内には、業務用のノートパソコンやUSBメモリが置いたままだった。
USBメモリには、広島県内の医療機関に務める医師や薬剤師の情報が保存されており、氏名や勤務先など8142件の個人情報が含まれていたという。また、パソコンには同社中国支店従業員の住所録が保存されていた。医師や薬剤師の情報を含むファイルについてセキュリティ対策は施してなかった。
同社では個人情報を含むファイルについてセキュリティ対策や車内などへ放置しないよう指導していたとしている。同社では、関係者に対して事情の説明と謝罪を行った。
(Security NEXT - 2007/01/19 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市
小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加
