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ネット検索で危険なセレブ、人気深夜番組の司会者がトップ - ミュージシャンも標的に

米McAfeeは、「インターネット検索で最もリスクの高い有名人2014」を発表した。

これまで女優や映画俳優が上位を占めることが多かったが、今回は冠番組を持つコメディアンがトップ。また音楽関係者が8人も入っている。

同調査は、サイトの安全性を評価する同社製品を使用して実施。ウェブで有名人の名前を検索した結果から危険なサイトを抽出し、総合的なリスクを算出している。今回で8回目となる。

トップ10ランキングを見ると、8人がミュージシャン、2人が司会者兼コメディアンという結果となった。

最も危険度が高かったのは、人気深夜番組「ジミー キンメル ライブ」で司会を務めるコメディアンのジミー キンメルさん。最新の写真や無料コンテンツを検索すると、検索結果の19.3%以上が、マルウェアやフィッシング、スパム配信などの脅威が潜むサイトだった。

今回目立ったミュージシャンに関しては、ヒットチャートの上位にいる人気ミュージシャンが狙われやすく、授賞式や新作映画、テレビ番組など最新トレンドで注目を集めた人物の危険度が高くなる傾向が見られる。

2位は、DJや音楽プロデューサーで知られる「アーミン ヴァン ブーレン」さん。人気映画「アナと雪の女王」の主題歌「Let it go」のリミックスなども手がけ、注目を集めた。

「ブルース スプリングスティーン」「ジョン ボン ジョヴィ」など往年のロックスターも上位に入ったほか、ラップ、ヒップホップ、R&Bなども20位圏内に多くランクインしたという。

2014年および過去のランキングは以下のとおり。

インターネット検索で最も危険な有名人(2014年)

1位:ジミー キンメル
2位:アーミン ヴァン ブーレン
3位:シアラ
4位:フロー ライダー
5位:ブルース スプリングスティーン
6位:ブレイク シェルトン
7位:ブリトニー スピアーズ
8位:ジョン ボン ジョヴィ
9位:チェルシー ハンドラー
10位:クリスティーナ アギレラ

(Security NEXT - 2014/10/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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