Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「ソフトバンクWi-Fiスポット」の設定ソフトに脆弱性

公衆無線LANサービス「ソフトバンクWi-Fiスポット」に接続するためのソフトウェアに脆弱性が含まれていたことがわかった。すでにアップデートが提供されている。

脆弱性情報サイト「JVN」が情報を公開したもので、ソフトバンク・モバイルやウィルコムが提供している「ソフトバンクWi-Fiスポット」の設定用ソフトウェアに脆弱性「CVE-2013-2310」が含まれる。

アクセスポイントへ接続する際に、利用者に許可なくユーザー情報を送信するため、第三者にユーザー情報が取得されるおそれがある。

3G携帯電話やモバイルWi-Fiルータ、AndroidやWindows Mobileを搭載したスマートフォンなど多数機種に影響があり、2012年12月より順次ソフトウェアの更新などで脆弱性の修正が行われている。

今回見つかった脆弱性は、酒井雅志氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。

(Security NEXT - 2013/05/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認
「MS Edge 141」がリリース - 12件の脆弱性を解消
「Termix」のDockerイメージにSSH認証情報が流出するおそれ
米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も
「Django」に複数の脆弱性 - 修正アップデートを公開
「Firefox」に複数脆弱性 - アップデートが公開
Mozilla、最新版ブラウザ「Firefox 134」を公開 - 複数の脆弱性を修正
「Firefox 135」がリリースに - 脆弱性11件を解消
「Firefox 135.0.1」がリリース - 脆弱性1件を解消
「Firefox 136」がリリース - ESR版では「クリティカル」脆弱性を修正