米政府の脆弱性悪用リスト、前週に11件登録 - 半数超は対応期限3日以内
前週2026年8月23日から29日までの1週間に米当局が「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」へ登録した脆弱性は11件にのぼった。半数以上が緊急対応を求める脆弱性だった。
1日あたり1件以上、営業日に換算すると1日平均2件を超えるペース。また8月9日から15日までの1週間が3件、8月16日から22日までの1週間が9件だったのと比べても多い。
Oracle、Gitea、Red Hat、Microsoft、Linux、Citrix、ownCloud、JFrogなど対象ベンダーや製品は幅広く、公開年代も混在しているが、サーバやネットワーク機器、開発運用基盤など、組織におけるインフラ関連のソフトウェアが中心となっている。
8月26日には、「Microsoft SQL Server」の「CVE-2019-1068」や「Red Hat Libuser」の「CVE-2015-3246」をはじめ、比較的古い脆弱性も含まれるものの、一挙に6件が「KEV」へ登録されるなど、大きな動きが見られた。
11件中、6件は対応期限が3日以内と短く、とくに緊急性が高い脆弱性となる。米行政機関では対応義務が生じるが、脆弱性は広く悪用されるおそれもあり、これらソフトウェアを利用する組織も悪用に警戒が必要となる。
2026年8月23日から29日までに「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」へ登録された脆弱性は以下のとおり。(カッコ内はKEV登録日)
CVE-2026-21962:Oracle HTTP Server、Oracle WebLogic Server Proxy Plug-in(2026/08/24)
CVE-2026-60004:Gitea(2026/08/25)
CVE-2015-3246:Red Hat Libuser(2026/08/26)
CVE-2015-5287:Red Hat Automatic Bug Reporting Tool(2026/08/26)
CVE-2019-1068:Microsoft SQL Server(2026/08/26)
CVE-2021-23758:Ajax.NET Professional(2026/08/26)
CVE-2022-0995:Linux Kernel(2026/08/26)
CVE-2026-8452:Citrix NetScaler ADC、NetScaler Gateway(2026/08/26)
CVE-2023-49105:ownCloud(2026/08/27)
CVE-2026-53362:Linux Kernel(2026/08/27)
CVE-2026-66384:JFrog Artifactory(2026/08/27)
(Security NEXT - 2026/08/31 )
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