プリンタ「HP DeskJet 2800シリーズ」に脆弱性 - 機密情報漏洩のおそれ
HPのインクジェットプリンタ「HP DeskJet 2800シリーズ」において脆弱性が明らかとなった。管理者向け情報が漏洩するおそれがある。
CERT/CCが2026年7月6日、セキュリティアドバイザリを公開し、認可欠如の脆弱性「CVE-2026-13753」を明らかにしたもの。ファームウェアバージョン「TBP1CN2612AR」および以前のバージョンが影響を受ける。
ネットワーク経由でプリンタにアクセスできる場合、APIに対して直接リクエストを送信することで、本来はウェブベースの管理画面よりアクセスする必要がある設定情報などを、認証を必要とせずに取得できる。
「Wi-Fi Direct」におけるSSIDやパスフレーズのほか、管理構成データなどの機密情報を窃取されるおそれがあり、さらなる攻撃の足がかりとして悪用される可能性があるという。
米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「7.5」、重要度を4段階中、2番目に高い「高(High)」と評価している。
CERT/CCではHPと連絡が取れておらず、調整に至っていないと説明。脆弱性を修正するプログラムなどは提供されていないと見られる。同製品を信頼できるネットワークセグメントに配置したり、同製品に対するアクセスの制限、サービスの無効化など、緩和策の実施を呼びかけている。
(Security NEXT - 2026/07/08 )
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