Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Cisco製FWにバックドア「FIRESTARTER」 - 新手法で永続化、侵害確認を

問題のバックドア「FIRESTARTER」は、Linux ELF形式のプログラムで、リモートアクセスや外部からコントロールするためのバックドアとして動作。リモートから任意のシェルコードを実行できるという。

今までにない永続化メカニズムが用いられていた。マウントリストを細工し、ブートシーケンスの一部としてプログラムを実行。

終了シグナルを検知すると自身を再配置し、起動時に実行されるよう設定を変更していた。ファームウェアの更新や再起動を経ても電源を完全に落とさない限り残存するおそれがあるという。

実際に「FIRESTARTER」が展開された時期はわからないが、2025年9月以前の可能性がある。一連の攻撃で悪用されたことがある「LINE VIPER」が2026年3月に「FIRESTARTER」を通じて再び展開された。

CiscoのTalosチームでは、「FIRESTARTER」について、2024年に国家より支援を受けて展開された攻撃キャンペーン「ArcaneDoor」に関与した「UAT-4356」によるものと指摘している。

(Security NEXT - 2026/04/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Firefox 153」など公開、脆弱性を修正 - ESR版は重要度「クリティカル」
Oracle、四半期定例パッチを公開 - のべ1449件の修正実施
「Chrome」にアップデート - 「高」脆弱性12件に対処
Perl向けX.509証明書処理モジュールに脆弱性 - 更新版で修正
「WordPress」「Langflow」の脆弱性悪用に警戒を - 米当局が注意喚起
Adobe、アドバイザリ12件で脆弱性89件に対応
2017年以前のFeliCa一部ICチップに脆弱性 - 漏洩や改ざんのおそれ
「WordPress」に複数の脆弱性 - 連鎖でRCEのおそれ
Node.js向け解凍ライブラリにDoS脆弱性 - ディスク枯渇のおそれ
Chromeにアップデート - 「クリティカル」など脆弱性7件を解消