「iPhone」狙う強力な攻撃キット「Coruna」 - 多数脆弱性を悪用、CVE未採番も
エクスプロイトチェーンの発見のきっかけとなったのは、従来に見られない独特なJavaScriptの難読化技術だった。
攻撃者は、プライベートブラウジングやロックダウンモードの利用環境などを避けつつ、「iPhone」の機種や「iOS」のバージョンなどを確認した上でさらなるエクスプロイトを実行。
「WebKit」におけるコード実行の脆弱性を悪用したり、「ポインタ認証コード(PAC)」の回避、権限昇格などを行っていた。
調査は進行中だが、詳細なドキュメントが付属し、ゼロデイ攻撃に悪用されたことのある脆弱性の再利用はもちろん、2026年3月の段階でCVE番号の採番がないエクスプロイトも11件にのぼり、未公開の攻撃手法や緩和策の回避が用いられている。
Googleは、攻撃に悪用されたサイトやドメインを同社セーフブラウジング機能のデータベースに追加。あわせて「IoC(Indicators of Compromise)」情報やYARAルールを公開した。
(Security NEXT - 2026/03/06 )
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