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フィッシングURLは約3割減 - ブランドの悪用被害が増加

報告全体における悪用されたトップレベルドメインとしては「.cn」が約46.2%と半数近くにのぼり、約28.4%で続いた「.com」と比較しても突出している。約6.0%だった「.shop」、約5.1%の「.net」なども1万件以上の報告が寄せられた。

さらに続く「.cyou(約4.1%)」「.cfd(約3.7%)」「.top(約2.2%)」「.info(約1.6%)」「.qpon(約0.6%)」についても1000件以上の報告があった。

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悪用されたブランド件数推移(グラフ:フィ対協の発表をもとに独自に作成)

フィッシング攻撃で悪用されたブランドは115件に達し、過去最多だった前月をさらに4件上回って記録を更新している。

カテゴリとしては「クレジット、信販関連」が23件、「金融関連」が17件、「証券関連」と「オンラインサービス関連」がそれぞれ10件、「通信事業者、メールサービス関連」が8件、「決済関連」「EC関連」がともに7件だった。

具体的なブランドを見ると、「Amazon」をかたるケースが報告数の約11.2%、「Apple」をかたるケースが約6.9%で続く。ついで多かった「JCB」「佐川急便」「ANA」の5ブランドで全体の約30.0%だった。45ブランドにおいて1000件以上の報告が寄せられており、これらをあわせると全体の約94.5%を占める。

(Security NEXT - 2025/12/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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