Samsung製端末、ゼロデイ攻撃の標的に - 商用レベルスパイウェアを悪用か
問題のスパイウェアは、マイクによる録音、位置情報の取得、写真および通話データの窃取など監視するための機能を多数備えており、同社では「LANDFALL」と命名。今回の報告にある攻撃は単独の事例ではなく、複数のモバイルプラットフォームで確認されているという。
2024年7月から2025年2月にかけて、VirusTotalへアップロードされた画像では「CVE-2025-21042」を悪用するコードが含まれていた。
また攻撃の手法については、Apple製端末におけるDNG画像解析の脆弱性「CVE-2025-43300」と「WhatsApp」の脆弱性「CVE-2025-55177」を連鎖させた攻撃や、2025年9月にSamsung製Android端末に判明した「CVE-2025-21043」を悪用するケースと酷似していた。
マルウェアに含まれる全コンポーネントの復元には至っていないが、Palo Altoは政府機関などに販売される「商用スパイウェア」のレベルにあり、感染チェーンでは複数のゼロデイ脆弱性が利用されている可能性があると指摘している。
イラク、イラン、トルコなど中東地域を中心にモロッコなどでも攻撃が観測されているが、攻撃者の特定には至っていない。同社は「CL-UNK-1054」として追跡しているが、攻撃に用いられた基盤がUAEで運用されているとの指摘もある「Stealth Falcon」と類似していることも観測されたという。
(Security NEXT - 2025/11/11 )
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