オープンデータに調査回答者のメアド、削除し忘れ - 横浜市
横浜市は、「神奈川区転入者・転出者意識調査」の結果を市ウェブサイトに掲載した際、個人情報が含まれたデータを誤って掲載していたことを明らかにした。
同市によれば、2025年3月27日18時過ぎにオープンデータとして同市サイトで公開した調査結果に、本来非公開とされる回答者のメールアドレスが含まれていたもの。
9月13日9時過ぎに掲載データの閲覧者から連絡があり問題が発覚。同日11時ごろ、サイト上からデータを削除した。
メールアドレスは、回答者を対象とした抽選プレゼントの企画にあたり、当選時の連絡用に取得していたもので、転入者558人分、転出者90人分、あわせて648人分としている。
担当する職員が作業時に個人情報を削除し忘れ、十分確認されないままに承認を経て公開されていた。同問題を受けて、同市では対象となる関係者にメールで謝罪している。
今後は確認漏れが生じないようチェックリストを使用し、複数の職員でチェックすることで再発の防止を図るとしている。
(Security NEXT - 2025/10/08 )
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