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個情委、学校の個人情報事故に注意喚起 - 紛失が5割弱、ICT化の影響も

原因を見ると、紙媒体の紛失が37%、電子媒体の紛失が7%など、紛失に関する事案が44%と半数近くにのぼった。

誤送信の27%、共有ツールの設定ミスや保存ミスの18%をあわせると9割近くを占める。一方「サポート詐欺(3%)」「サイバー攻撃(2%)」などの被害も報告されている。サイバー攻撃以外の「不正目的」も2%あった。

個情委は、紛失がもっとも多い一方、教育環境へICTツールが浸透してきており、使用時の操作ミスも一定の割合で発生していると指摘。注意を呼びかけた。

(Security NEXT - 2025/06/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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