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クレカ不正利用、前四半期比2割増 - 200億円迫る勢い

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2025年第1四半期におけるクレジットカード被害の内訳(日クレ協の発表をもとに独自に作成)

偽造カードによる被害額は約1億8000万円で前四半期の約2億2000万円から18.2%減。そのほかの被害は約8億5000万円で、前四半期の約9億4000万円から9.6%の減少となった。

クレジットカード番号の盗用被害における発生地域を見ると、国内の被害が約150億1000万円で、前四半期の約114億1000万円から36億円増加。盗用被害全体に占める割合は82.1%で、前四半期から6.4ポイント上昇している。

海外における番号盗用被害は約32億8000万円。前四半期の約36億6000万円から3億8000万円減少した。全体に占める割合は17.9%となり、前四半期から6.4ポイント減となっている。

偽造カードの被害は国内が約6000万円、海外が約1億2000万円だった。

(Security NEXT - 2025/06/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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