フィッシング報告、過去最多の水準続く - 4分の1が証券関係
同協議会の調査用メールアドレスに着信したフィッシングメールにおいて、送信元に正規のドメインを偽装したいわゆる「なりすましメール」は約41.3%で、前月の約63.2%から21.9ポイント減少している。
「なりすましメール」における約51.3%が、送信ドメイン認証技術「DMARC」により、受信の拒否や隔離が可能だった。一方、約48.7%は「DMARC」のポリシーが「none」とされていたり、「DMARC」が未設定だった。
また調査用メールアドレスへ着信した約58.7%については、独自ドメイン名を用いて送信されていた。このうち約9.1%は「DMARC」に対応しており、認証成功している。
逆引き設定されていないIPアドレスからの送信は約83.5%。前月より減少したが、引き続き高い割合となっている。
(Security NEXT - 2025/05/21 )
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