Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Chrome」にセキュリティアップデート - 修正2件を実施

Googleは現地時間5月6日、同社ブラウザ「Chrome」のセキュリティアップデートをリリースした。

WindowsおよびmacOS向けに「Chrome 136.0.7103.93」「同136.0.7103.92」、Linux向けに「同136.0.7103.92」をリリースした。セキュリティに関する2件の修正を行ったという。

CVEベースで1件の脆弱性「CVE-2025-4372」に対処したことを明らかにした。2025年4月20日に報告を受け、対応したという。

「WebAudio」において解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性としている。重要度は4段階中、上から3番目にあたる「中(Medium)」とした。

Googleでは今後数日から数週間かけてアップデートを展開していく予定。

(Security NEXT - 2025/05/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

米政府、「Exchange Server」脆弱性で緊急指令 - 週末返上での対応求める
「JWE」のRuby実装に深刻な脆弱性 - 総当たり攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外パッチ
「Azure」や「MS 365 Copilot BizChat」に深刻な脆弱性 - 対応は不要
「HashiCorp Vault」のLDAP認証で多要素認証バイパスのおそれ
「Dell PowerProtect Data Domain」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」
「NVIDIA Triton Inference Server」に複数の深刻な脆弱性
「Trend Micro Apex One」脆弱性でセキュリティ機関も注意喚起
「Trend Micro Apex One」に脆弱性、攻撃も発生 - パッチは8月中旬
プロキシサーバ「Squid」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正