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IIJ、メールサービス侵害の調査結果を公表 - 全契約の約9%に影響

さらに6契約では「IIJセキュアMXサービス」を通じて送受信されたメールの本文、ヘッダ情報の流出を確認。また488契約で同サービスと連携動作する他社クラウドサービスの認証情報が流出していた。

侵害を受けた原因については、過去にオプションサービスで採用していた「Active! mail」において当時提供元であるクオリティアも把握していなかった未知の脆弱性「CVE-2025-42599」に対するゼロデイ攻撃だったと説明。今回の侵害によって脆弱性の存在が判明し、その後クオリティアより修正プログラムがリリースされた。

同社では、オプション機能による「Active! mail」の提供を2025年2月に終了している。その後4月10日に情報流出が発生している可能性があることを確認した。

(Security NEXT - 2025/04/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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