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海外子会社がランサム被害、情報流出など影響を調査 - ローツェ

半導体やフラットパネルディスプレイの関連装置、分析装置など精密機器のメーカーであるローツェは、海外子会社がサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。

同社によれば、台湾の子会社であるRORZE TECHNOLOGYがランサムウェアを用いたサイバー攻撃を受けたもの。業務で使用するサーバに保存されていたファイルが暗号化されていることを3月24日に確認したという。

被害の発覚を受けて同子会社では、サーバをネットワークから遮断。システムは翌25日に復旧し、平常通り業務を再開しているという。

同社では関係者へ謝罪。情報流出の有無も含め、被害の影響範囲など外部協力のもと調査を進めている。同子会社以外のグループ各社への影響については否定した。

(Security NEXT - 2025/04/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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