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中学校教諭が個人情報含む私物USBメモリを紛失 - 呉市

広島県呉市は、中学校において個人情報が保存された教諭の私物USBメモリが所在不明となっていることを明らかにした。許可なく持ち出した際に紛失したものと見られる。

同市によれば、自宅で作業するため、私物のUSBメモリをポーチに入れて持ち帰ったところ紛失したもの。パスワードは設定されていない。

USBメモリの内部には、生徒や保護者、教職員、学校関係者など約1600人分の個人情報が保存されていた。氏名や住所、特定教科の成績、障害の分かる情報などが含まれているが、詳細は調査中としている。

同教諭が同月20日にポーチからUSBメモリを取り出そうとした際、見当たらないことに気づいた。1月17日に持ち帰り、同月18日と19日にUSBメモリの入ったポーチを持って外出していたという。

紛失に気づき探したものの発見できず、1月28日に警察へ紛失届を提出し、校長に紛失を報告した。

(Security NEXT - 2025/02/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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