Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

キヤノンのスモールオフィス向け複合機に深刻な脆弱性

キヤノンマーケティングジャパンが提供するスモールオフィス向け複合機に深刻な脆弱性が判明した。アップデートが呼びかけられている。

「MF656Cdw」「MF654Cdw」にバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2024-12647」「CVE-2024-12648」「CVE-2024-12649」が明らかとなったもの。

脆弱性を悪用されると、リモートより任意のコードを実行されたり、サービス拒否が生じるおそれがある。

JPCERTコーディネーションセンターは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアを「9.8」と評価した。

キヤノンでは、脆弱性を修正したファームウェアをリリース。利用者へアップデートを呼びかけている。

また機器をインターネットへ直接接続するとリスクが高まるとし、ファイアウォールなどで保護されたプライベートネットワーク内部で利用するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2025/01/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

指標管理ウェブシステムから顧客情報流出の可能性 - 損保ジャパン
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
新規セキュリティアドバイザリ14件を公開 - SAP
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「GitLab」に複数脆弱性 - 早急にアップデートを
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
マンション管理業務主任者登録の申請書類が所在不明に - 国交省
個人情報含む伝票綴りを紛失、誤廃棄の可能性 - JAおきなわ
中学校で卒業生の個人情報が生徒用端末から閲覧可能に - 半田市
MS、6月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性などへ対応