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キヤノンのスモールオフィス向け複合機に深刻な脆弱性

キヤノンマーケティングジャパンが提供するスモールオフィス向け複合機に深刻な脆弱性が判明した。アップデートが呼びかけられている。

「MF656Cdw」「MF654Cdw」にバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2024-12647」「CVE-2024-12648」「CVE-2024-12649」が明らかとなったもの。

脆弱性を悪用されると、リモートより任意のコードを実行されたり、サービス拒否が生じるおそれがある。

JPCERTコーディネーションセンターは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアを「9.8」と評価した。

キヤノンでは、脆弱性を修正したファームウェアをリリース。利用者へアップデートを呼びかけている。

また機器をインターネットへ直接接続するとリスクが高まるとし、ファイアウォールなどで保護されたプライベートネットワーク内部で利用するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2025/01/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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