Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「GitLab」にアップデート - 3件の脆弱性を解消

GitLabは、同社が提供する開発プラットフォームに判明した脆弱性を解消したセキュリティアップデートをリリースした。最新版へ更新するよう呼びかけている

現地時間2025年1月22日にセキュリティアドバイザリを公開し、「GitLab Community Edition(CE)」「同Enterprise Edition(EE)」における3件の脆弱性やバグなどの修正を行ったことを明らかにしたもの。

具体的には、格納型クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2025-0314」を修正した。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「8.7」、重要度を「高(High)」とレーティングしている。

あわせて重要度が「中(Medium)」とされる2件の脆弱性「CVE-2024-11931」と「CVE-2024-6324」に対処した。CVSS基本値はそれぞれ「6.4」「4.3」と評価されている。

同社は最新版となる「同17.8.1」「同17.7.3」「同17.6.4」をリリース。利用者へできるかぎり早く最新バージョンへアップデートするよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2025/01/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
「Adobe Commerce/Magento」や「WSUS」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
インシデントが2割強の増加 - 「EC-CUBE」改ざん被害も複数報告
韓国関連グループの標的型攻撃が継続 - GitHub悪用でマルウェア展開
米当局、「WSUS」脆弱性で対象サーバの特定や侵害監視を呼びかけ