Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「MS Edge」にアップデート - 独自含む脆弱性15件を修正

マイクロソフトは、同社ブラウザ「Microsoft Edge」のセキュリティアップデートをリリースした。あわせて15件の脆弱性を解消している。

「Chromium 132.0.6834.84」「同132.0.6834.83」がリリースされたことを受け、これらバージョンをベースとした「MS Edge 132.0.2957.115」をリリースしたもの。

「Chromium」における脆弱性13件の修正を反映。くわえて「MS Edge」独自に脆弱性2件を解消している。いずれも悪用、公表は確認されていない。

「CVE-2025-21399」は権限の昇格が可能となる脆弱性。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「7.4」とし、重要度を4段階中、上から2番目にあたる「重要(Important)」とした。

悪用されると「SYSTEM」権限を取得されるおそれがあるが、攻撃対象となる環境の情報収集、事前の準備が必要とし、悪用される可能性は低いとしている。

(Security NEXT - 2025/01/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ
先週注目された記事(2025年4月20日〜2025年4月26日)
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正