Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

通信利用動向調査の一部回答票が所在不明 - 総務省

総務省は、世帯や企業における情報通信サービスの利用状況などを把握するために実施した動向調査の一部回答票が、所在不明になっていることを明らかにした。

同省によれば、2024年12月25日に郵送された2024年通信利用動向調査の回答票について業務委託先が件数を確認したところ、一部所在がわからないことが判明したもの。

同月23日に調査対象の企業や世帯から同省へ郵送された回答票が入った封筒の束を、同省執務室の施錠できる保管場所に保管。

同月25日に確認したところ、郵便局の後納請求書に12月23日送付分が27件と記載されていたが、7件は確認できたものの、20件が見当たらないことがわかった。

対象となる郵便物は、12月16日から20日までに投函された可能性が高いとしており、回答票には、回答者の氏名、住所、電話番号、回答した企業の情報などが記載されている。

問題の判明を受け、同省は回答票が入った郵便物の受け渡しの際、件数の確認が不十分だったと説明。今後は、同省内や委託先事業者との郵便物受け渡しにあたり、件数の確認や記録について徹底するとしている。

(Security NEXT - 2025/01/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Dellストレージ管理製品に認証回避の脆弱性 - アップデートで修正
「Adobe Commerce/Magento」や「WSUS」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
先週注目された記事(2025年10月19日〜2025年10月25日)
MS、「Windows Server」向けに定例外パッチ - 米当局が悪用確認
地域電子商品券「はばタンPay+」サイトで不具合、個人情報流出 - 兵庫県
買収予定関係者に個人情報含む用地実測図を誤送信 - 新潟県
業務用PCを紛失、賃借人の個人情報含む可能性 - コロンビア・ワークス
証明書発行システムがランサム被害、影響など調査 - 流通経済大
ベンダー設定ミスでFW機能不全、直後ランサム被害 - アクリーティブ
9月のフィッシング、報告が22万件超 - 悪用ブランド過去最多