ランサム攻撃で個人情報が流出したおそれ - 井関農機グループ会社
井関農機グループ会社であるISEKI Japanの北海道カンパニー(旧ヰセキ北海道)が、ランサムウェアによるサイバー攻撃を受けた問題で、個人情報が流出した可能性があるとの調査結果を取りまとめた。
同社において一部サーバがランサムウェアを用いたサイバー攻撃を受け、サーバ内のデータが暗号化されたもの。2024年11月27日朝に確認し、被害が生じたサーバをネットワークから遮断。事態を公表するとともに対応を進めていた。
外部協力のもと情報流出などの影響や対象範囲など調査を実施。情報流出の痕跡など見つかっておらず、不正利用などの二次被害も確認されていないが、一部情報が外部へ流出した可能性もあるとしている。
対象となるのは、顧客や関係者の氏名、住所、電話番号、取引内容など約5万3600件。
また従業員や元従業員、その家族に関する氏名、住所、電話番号、生年月日、人事情報、口座情報、身分証明書の写しなど約2100件なども含まれる。
同社では、連絡が取れる対象者については、書面で個別に連絡し、経緯の説明や謝罪を行うとしている。また外部流出の可能性や影響範囲については調査を継続。原因の究明とともにセキュリティ対策の強化を進めるとしている。
(Security NEXT - 2025/01/20 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
メール誤送信で留学生受入先のメアドが流出 - 福知山公立大
草津市指定管理者の運営2サイトが改ざん被害 - 偽警告を表示
米当局、悪用脆弱性に6件追加 - SharePoint関連はランサムも悪用
「Apache httpd」のアクセス制御に脆弱性 - 条件分岐が常時「真」に
NASとWi-Fiルータの初期パスワードに注意喚起 - バッファロー
NASがランサム被害、脅迫メッセージを確認 - 福祉サービスのNPO法人
NVIDIAのGPUディスプレイドライバや仮想GPUソフトに複数脆弱性
GitLabにXSSなど複数の脆弱性 - アップデートを呼びかけ
SonicWall「SMA 100」に脆弱性 - Googleが報告した攻撃との関連不明
「Sophos Firewall」に複数の「クリティカル」脆弱性 - 対象機器は1%未満