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初期パスワードの「Juniper SSR」でMirai感染 - 全バージョンに影響

感染が確認された場合は、デバイスにおける情報漏洩や改ざんされた内容を正確に特定することは困難であるとし、安全なイメージよりデバイスを再構築する必要があるとしている。

被害の防止にあたっては、強力なパスワードを設定することを推奨。定期的にログを監視したり、最新のソフトウェアバージョンを用いることなども挙げている。

また今回の問題を受けて「SSR」で使用するデフォルトのパスワードをマルウェアデータベースに追加した。

今後同社が推奨するベストプラクティスに従わず、デフォルトパスワードを引き続き使用している場合は、侵害されていると検出される可能性があるとしている。

(Security NEXT - 2024/12/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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