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事務局サーバの侵害、不審な検索結果から発覚 - 東亜大

東亜大学は、個人情報など含まれる同大事務局のサーバが侵害されたことを明らかにした。影響など調査を進めている。

同大によれば、インターネットで同大のドメインを検索すると、無関係の外部サイトに対するリンクが表示されるとの連絡が12月11日にあり、調査を行ったところ、同月7日にサーバが侵害されていたことが判明した。

問題のサーバには、在学生や卒業生に関する個人情報が保存されていた。氏名、住所、電話番号、学内ポータルサイトのログインIDおよびパスワードが含まれる。

さらに教職員のIDやパスワードなども保存されており、あわせて約8000人分にのぼるという。

12月18日の時点で情報流出は確認されていないが、同大では外部協力のもと、情報流出などの影響について調査を進めている。

学生や教職員に対して事情を説明し、学内システムのパスワードを変更するよう求めた。警察へ被害を申告するとともに、個人情報保護委員会へ報告を行っている。

(Security NEXT - 2024/12/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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