Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Synology製「Media Server」にファイルを読み取られる脆弱性

Synologyは、同社NAS向けに提供しているメディア配信用アプリケーション「Media Server」に脆弱性が明らかになったとしてアップデートをリリースした。

現地時間12月11日にセキュリティアドバイザリをリリースしたもの。アドバイザリの公開時点で脆弱性のCVE番号は示されていない。

脆弱性を悪用されると特定の条件下でリモートよりファイルを読み取ることが可能となるという。同社は脆弱性の重要度を4段階中、上から2番目にあたる「重要(Important)」とレーティングしている。

「DiskStation Manager 7.2」では、「Media Server 2.2.0-3325」以降、「DSM 7.1」では「同2.0.5-3152」以降、「SRM 1.3」では「同1.4-2680」以降で脆弱性の修正を実施しており、アップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/12/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

KDDIとNEC、セキュリティ分野で合弁会社United Cyber Forceを設立
マルウェアの挙動をリアルタイム監視するOSSを公開 - JPCERT/CC
小学校児童の画像を含むカメラとメモリが所在不明 - 名古屋市
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
行政相談のメモを一時紛失、相談員宅で見つかる - 総務省
「バンダイCH」で個人情報流出の可能性 - ランサム被害は否定
動画配信「バンダイCH」が一時停止 - 「意図せぬ退会」発生
「FortiOS」に3件の脆弱性 - アップデートで修正
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「Monsta FTP」に深刻な脆弱性 - 8月のアップデートで修正済み