Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

フォームで設定ミス、学生の個人情報が閲覧可能に - 近大

近畿大学は、アルバイトに関する情報登録に用いたGoogleフォームで設定ミスがあり、学生に関する個人情報が閲覧できる状態だったことを明らかにした。

同大によれば、11月15日、学生158人にURLを送付してアルバイトに関する情報登録フォームへの入力を依頼したところ、登録した学生の個人情報が閲覧できる状態だったもの。同日学生から連絡があり、問題が判明した。

フォームを通じて登録された学生14人の氏名や住所、電話番号、生年月日、メールアドレス、口座情報、学部と学科、学籍番号などが閲覧可能だった。

同大は閲覧できないよう設定を修正し、対象となる学生には報告と謝罪を行った。個人情報の不正利用といった被害の報告はないとしている。

今回の問題を受け、同大ではフォームを使用する場合は複数名で動作確認を行い、登録テストを実施してから公開することを徹底するとしている。

(Security NEXT - 2024/12/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み