Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

QNAP製NASのOSに複数脆弱性 - アップデートで修正

QNAP Systemsは、現地時間12月7日にセキュリティアドバイザリを公開し、同社NAS製品のOSとして提供している「QTS」および「QuTS hero」に関する脆弱性を明らかにした。

具体的には、任意のコマンドを実行されるおそれがあるコマンドインジェクション「CVE-2024-50393」をはじめ、改行コードの不適切な処理に起因する「CRLFインジェクション」の脆弱性「CVE-2024-48868」「CVE-2024-48867」など、あわせて8件の脆弱性について明らかにしたもの。

証明書の不適切な検証「CVE-2024-48865」、不適切な認証「CVE-2024-48859」、不適切なURLエンコーディングの処理「CVE-2024-48866」、フォーマット文字列の脆弱性「CVE-2024-50402」「CVE-2024-50403」なども判明している。

いずれもバグバウンティコンテスト「Pwn2Own 2024」を通じて報告された。開発チームは、アップデートの重要度を4段階中、上から2番目にあたる「重要(Important)」とレーティングしている。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを見ると、今回判明したなかでは、「CVE-2024-50393」「CVE-2024-48868」が「8.7」と高く、「CVE-2024-48865」が「7.3」で続いている。他脆弱性は「5.3」から「2.1」と評価した。

同社は、これら脆弱性を解消した「QTS 5.2.2.2950」「同5.1.9.2954」、「QuTS hero h5.2.2.2952」「同h5.1.9.2954」を提供しており、NASの管理画面において更新するか、手動でアップデートを行うよう求めている。

(Security NEXT - 2024/12/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

会員管理システムに不正アクセス、個人情報が流出 - ブックオフ
委託業務で個人情報を誤送付、操作ミスで - TOPPAN
納税プレゼントキャンペーンのアンケートで不備、個人情報閲覧可能に - 鴨川市
システムに不正アクセス、顧客への不審メールで判明 - アバハウス
ローソンIDと予約サービスに不正アクセス- 個人情報が流出
「NetScaler ADC/Gateway」に深刻なRCE脆弱性 - SAML構成に影響
APIゲートウェイ製品「IBM DataPower Gateway」に複数脆弱性
脆弱性診断ツール「Nessus」に複数の脆弱性 - 「クリティカル」も
「Splunk Enterprise」に46件の脆弱性 - 「クリティカル」も
「Apache Struts」「BIND」など悪用脆弱性リストに5件追加 - 米当局