Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性2件を解消

マイクロソフトは、同社ブラウザ「Microsoft Edge」のセキュリティアップデートをリリースした。複数の脆弱性を解消している。

「Chromium 131.0.6778.109」「同131.0.6778.108」がリリースされたことを受け、これらバージョンをベースとした「MS Edge 131.0.2903.86」をリリースしたもの。

「Chromium」で修正されたスクリプトエンジン「V8」に判明した型の取り違えに関する脆弱性「CVE-2024-12053」にくわえて、「MS Edge」特有の脆弱性1件を解消している。

具体的には、なりすましが可能となる「CVE-2024-49041」に対応した。細工したURLをクリックさせることで、悪意あるサイトへリダイレクトが可能となる脆弱性だという。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「4.3」と評価。重要度は上から3番目にあたる「警告(Moderate)」とした。脆弱性の悪用や公表などは確認されていない。

(Security NEXT - 2024/12/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

研究者向けサイトに不正アクセス、非公開ページに書込 - 日本リウマチ学会
JSライブラリ「React」に深刻なRCE脆弱性 - 早急に対応を
ウェブアプリフレームワーク「Django」に複数脆弱性 - アップデートが公開
「Next.js」にセキュリティアップデート - 「React」脆弱性が影響
アスクル、ウェブ経由の注文を再開
米セキュリティ機関、「ScadaBR」既知脆弱性の悪用に警告
「セキュキャンコネクト」開催 - 分野を超えた専門性を備えた人材を育成
公共用地境界確定に関連する公文書が所在不明 - 和歌山県
メアド不備で5カ月にわたり個人情報を誤送信 - スポーツクラブNAS
「ローチケ」装うフィッシング攻撃 - 当選通知など偽装