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井関農機のグループ会社でランサム被害 - 影響など調査

農業機械メーカーの井関農機は、グループ会社のヰセキ北海道が外部よりサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。

同社によれば、ヰセキ北海道の一部サーバがランサムウェアを用いたサイバー攻撃を受けたもの。サーバ内のデータが暗号化されたことを11月27日の朝に確認した。

問題の発覚を受け、同社ではヰセキ北海道の社内ネットワークを、同社グループの基幹システムから一時的に遮断した。

井関農機や同子会社以外のグループ会社に対するサイバー攻撃については確認されていない。

同社では、侵害されたサーバから情報が流出した可能性もあるとして、外部協力のもと調査を継続するとともに、復旧作業を進めている。

また関係者へ謝罪するとともに、警察および個人情報保護委員会に報告を行った。

(Security NEXT - 2024/12/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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