Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Apache Axis2/Java」のクラスタリング機能に脆弱性

Javaにより実装されたウェブサービスエンジン「Apache Axis2/Java」のクラスタリング機能に脆弱性が判明した。対象機能を削除したアップデートが提供されている。

開発チームが2026年7月28日にメーリングリストで、信頼できないデータをデシリアライズする脆弱性「CVE-2026-66713」について明らかにしたもの。開発チームでは重要度を「低(Low)」としている。

「Apache Tomcat」上でTribesベースのクラスタリングを有効化している場合に影響を受ける。攻撃者は認証を必要とせず、クラスタリングポートにネットワーク経由でアクセスできる場合、細工したオブジェクトを送信することで任意のコードを実行することが可能。

米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」、重要度を4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

開発チームでは、「Apache Axis2/Java 2.0.1」にてクラスタリング機能を削除。同バージョン以降へのアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2026/07/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

NVIDIA「VIRTIO-Net」に脆弱性 - VM利用者によるコード実行のおそれ
「Adobe Bridge」「Adobe Format Plugins」に脆弱性 - 修正版を公開
Apple、「iOS 26.6」「iPadOS 26.6」公開 - 脆弱性87件を修正
「TeamCity」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
「VeloCloud Orchestrator」に脆弱性、悪用を確認 - 侵害調査を
米当局、「FortiOS」「VeloCloud Orchestrator」の脆弱性悪用を確認
「Zimbra」脆弱性にゼロデイ攻撃、露支援攻撃者が関与
Javaデータ変換ライブラリ「fastjson」に脆弱性 - 悪用攻撃も観測
「OpenAM」に深刻な脆弱性 - アップデートを公開
「ManageEngine ADAudit Plus」に脆弱性 - 4月に修正実施