「VMware Aria Operations」に5件の脆弱性 - アップデートをリリース
Broadcomは現地時間11月26日、ITインフラ管理プラットフォーム「VMware Aria Operations」に関するセキュリティアドバイザリを公開し、複数の脆弱性へ対処したことを明らかにした。
5件の脆弱性が判明し、アップデートにより修正したもの。「CVE-2024-38830」「CVE-2024-38831」は、ローカル環境において権限の昇格が可能となる脆弱性で、アプライアンスにおけるroot権限を取得できる。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアをともに「7.8」と評価。重要度を4段階中、上から2番目にあたる「重要(Important)」とレーティングした。
さらにCVSS基本値が「7.1」で、重要度を同じく「重要」としたクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2024-38832」に対応。あわせて重要度を「中(Moderate)」とする脆弱性2件を解消している。
同社は、脆弱性を解消した「同8.18.2」を提供しており、利用者に注意を呼びかけている。今回のアップデートで修正された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2024-38830
CVE-2024-38831
CVE-2024-38832
CVE-2024-38833
CVE-2024-38834
(Security NEXT - 2024/11/27 )
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