Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Oracle Agile PLM」に情報漏洩の脆弱性 - 定例外パッチで緊急対応

Oracleの製品ライフサイクル管理ソリューション「Oracle Agile PLM Framework」に脆弱性が判明した。認証を必要とすることなくリモートから悪用できるため、同社は早急に対応するよう利用者に呼びかけている。

同社が11月18日に定例外でセキュリティアドバイザリを公開し、「Oracle Supply Chain」のコンポーネント「Oracle Agile PLM Framework」に情報漏洩の脆弱性「CVE-2024-21287」が含まれていることを明らかにしたもの。

CrowdStrikeの研究者より報告を受けた。認証を必要とすることなくリモートより悪用が可能で、不正にファイルを参照され、情報が漏洩するおそれがあるという。

同社は共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「7.5」、重要度を「高(High)」とレーティングしている。

同社は、脆弱性を修正するパッチをリリース。利用者に対し、できる限り早急にアップデートすることを推奨している。

(Security NEXT - 2024/11/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意