ビデオ会議サービス「Zoom」アプリに6件の脆弱性 - 最新版へ更新を
ビデオ会議サービスを展開するZoomは現地時間11月12日、セキュリティアドバイザリを公開し、複数の脆弱性へ対処したことを明らかにした。
各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせてセキュリティアドバイザリ6件を公開したもの。
同社が提供する「Zoom Workplace App」「Zoom Rooms」のほか、ソフトウェア開発キットなどが影響を受ける脆弱性6件について言及している。重要度が4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれていない。
悪用には認証が必要だが、バッファオーバーフローによって権限の昇格が可能となる脆弱性「CVE-2024-45421」や入力検証不備により情報漏洩が生じる脆弱性「CVE-2024-45419」については、2番目に高い「高(High)」とレーティングしている。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「CVE-2024-45421」を「8.5」、「CVE-2024-45419」を「8.1」と評価した。
(Security NEXT - 2024/11/14 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加
すかいらーく「テクアウトサイト」 - クレカ情報流出の可能性
Pythonの「tarfile」モジュールにサービス拒否の脆弱性
Apple、「macOS Sequoia 15.6」など公開 - 脆弱性87件を修正
「iOS/iPadOS 18.6」で複数脆弱性を修正 - KEV掲載済みの脆弱性も
「oauth2-proxy」に認証バイパスの脆弱性 - アップデートで修正
こども園で園児情報含む教員用資料をアプリで誤配信 - 目黒区
フォームの設定不備、WS申込者情報が閲覧可能に - 東大付属中
大阪府サイトで公開したIR資料に個人情報を誤掲載 - 大阪市
ウェブサーバにバックドア、DBの個人情報が窃取被害 - 楽待