Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

WindowsやCisco ASAなど脆弱性5件の悪用に注意呼びかけ - 米当局

米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は、悪用が確認された脆弱性5件について注意喚起を行った。

現地時間11月12日に「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」を更新し、あらたに脆弱性5件を追加したもの。米行政機関へ指定期間内に対処するよう求めると同時に広く注意喚起を行った。

具体的には、マイクロソフトが11月の月例セキュリティ更新で明らかにした「Windows Task Scheduler」に判明した権限昇格の脆弱性「CVE-2024-49039」や、「Windows NTLMv2」認証に関連する「CVE-2024-43451」を追加した。

また2021年に判明したデータ分析プラットフォーム「Metabase」の「GeoJSON API」においてローカルファイルを読み込む脆弱性「CVE-2021-41277」や、「Atlassian Jira」に判明したパストラバーサルの脆弱性「CVE-2021-26086」を登録した。

さらに「Cisco Adaptive Security Appliance(ASA)」の「VPNログインページ」におけるクロスサイトスクリプティング脆弱性「CVE-2014-2120」もリストにくわえて注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/11/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
メール誤送信で事業所担当者のメアド流出 - やまがた産業支援機構