Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Cisco、セキュリティアドバイザリ15件を公開

Cisco Systemsは現地時間11月6日、複数製品に向けてセキュリティアドバイザリを公表した。

重要度がもっとも高い「クリティカル(Critical)」とされるアドバイザリ1件をはじめ、あわせて15件を公開したもの。

「クリティカル(Critical)」とレーティングされたのは、「Cisco Unified Industrial Wireless Software」に関する脆弱性「CVE-2024-20418」。リモートからコマンドを実行されるおそれがある。

また「Cisco Nexus Dashboard Fabric Controller」におけるSQLインジェクションの脆弱性「CVE-2024-20536」や、「Cisco Enterprise Chat and Email(ECE)」においてDoS攻撃を受けるおそれがある「CVE-2024-20536」など、重要度が「高(High)」とされる2件について対処した。

このほか、重要度がさらに1段階低い「中(Medium)」とされるアドバイザリ12件を公開している。いずれも脆弱性の悪用、公表などは確認されていない。

同社はアドバイザリで各製品向けに修正バージョンをアナウンスしており、利用者に注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/11/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「無印良品」通販の顧客情報が流出か - 物流委託先がランサム被害
「Chrome」のスクリプトエンジンにゼロデイ脆弱性 - 修正版が公開
非常勤医師が自宅でサポート詐欺被害、内部に患者情報 - 和歌山の病院
メール誤送信で商談会出展事業者のメアド流出 - 大阪府
リサイクル着物の通販サイト、クレカ情報流出のおそれ
ランサム攻撃でシステム障害、情報流出の可能性 - 東海ソフト開発
メールアカウントがスパム踏み台に - 電気自動車の充電設備事業者
保健所のデータ受渡用USBが所在不明、管理記録に不備 - 沖縄県
Appleの動画エンコーダ「Compressor」に脆弱性 - アップデートで修正
Zoho製アプリ監視ツールにコマンド検証回避の脆弱性 - アップデートで修正