Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

仏教関連グッズの通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性

仏教関連グッズの通販サイト「博文栄光堂オンラインショップ」が不正アクセスを受け、クレジットカード情報含む個人情報が流出した可能性があることがわかった。

同サイトを運営する東西哲学書院によれば、ウェブサイトのシステムに存在した脆弱性に対し、不正アクセスが行われたという。決済アプリケーションの改ざんなど被害が確認された。

ウェブサイトを侵害されたことから、2018年5月1日から2024年5月29日までに、同サイトで個人情報を入力した5万338人に関する氏名や住所、電話番号、メール送信履歴、注文情報、配送先情報が流出したおそれがある。

また2021年4月7日から2024年5月29日にかけて同サイトでクレジットカード決済を利用した1万5986人に関しては、クレジットカードの名義、番号、有効期限、セキュリティコードなど1万8394件が窃取された可能性がある。

5月29日に警察より情報流出の可能性について連絡があり、問題が発覚。同サイトにおけるクレジットカード決済を停止した。

(Security NEXT - 2024/11/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市
小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加