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「Xlight SFTP Server」に深刻な脆弱性 - PoCが公開済み

FTPサーバの「Xlight SFTP Server」に脆弱性が明らかとなった。すでに実証コードも公開されている。

パケット解析処理に整数オーバーフローの脆弱性「CVE-2024-46483」が明らかとなったもの。リモートより悪用が可能で、ヒープベースのバッファオーバーフローを引き起こし、任意のコードを実行することが可能だという。

「同3.9.4.2」および以前のバージョンに影響があり、すでに実証コード(PoC)が公開されている。

米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)では、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」、重要度を4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングした。

開発者は現地時間8月21日に脆弱性を解消した「同3.9.4.3」をリリースしている。

(Security NEXT - 2024/10/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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