Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Ivanti製エンドポイント管理製品の脆弱性、悪用が判明

5月に公開された「Ivanti EPM」のアップデートでは、「CVE-2024-29824」を含め、10件にのぼる脆弱性を修正していた。

「CVE-2024-29822」「CVE-2024-29823」「CVE-2024-29825」「CVE-2024-29826」「CVE-2024-29827」についても、CVSS基本値が「9.6」、重要度が「クリティカル(Critical)」とレーティングしてている。

これら脆弱性は「同2022 SU5」および以前のバージョンに影響がある。同社では「同2022 SU5」のみホットパッチを用意しており、将来的に修正する方針であることを明らかにしていた。

また、もともと提供していたパッチの一部ライブラリに不具合が見つかり、更新したことをアドバイザリで明らかにしている。

(Security NEXT - 2024/10/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

顧客情報含むハンディ端末が所在不明に - ミツウロコヴェッセル
サイトが改ざん被害、外部へ誘導される状態に - 京都府社会福祉協議会
増加傾向から一転、被害額が4割弱減 - クレカ不正利用
進学情報サイトにサイバー攻撃 - 学生情報が流出した可能性
Ivantiのエンドポイント管理やリモートアクセス製品に脆弱性
デバッグ支援ツール「NVIDIA NVDebug tool」に複数の脆弱性
ネットワーク監視ツール「Stork」に脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
GitLab、バグ報奨金プログラムで報告された脆弱性6件を解消
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「Adobe Commerce」「Magento」に深刻な脆弱性 - Adobeと外部で温度差