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プラネックス製のルータやネットカメラに脆弱性

プラネックスコミュニケーションズが提供する一部ルータやネットワークカメラ製品に脆弱性が判明した。

宿泊先などで利用することが想定されたルータである「MZK-DP300N」では、細⼯されたページにアクセスすると、パスワードなどの設定を変更させられるクロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性「CVE-2024-45372」が判明。

一方、ネットワークカメラ製品「CS-QR10」「CS-QR20」「CS-QR22」「CS-QR220」「CS-QR300」では、ウェブ管理画面にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2024-45372」が明らかとなった。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアは「CVE-2024-45372」が「7.1」、「CVE-2024-45836」が「6.1」と評価されている。

「MZK-DP300N」については、脆弱性を解消したファームウェアが提供されており、アップデートするよう呼びかけられている。

「CVE-2024-45372」が判明した機種については、すでにサポートが終了しており、今後アップデートが提供される見込みはなく、代替製品への移行が推奨されている。

(Security NEXT - 2024/09/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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