「Apache Tomcat」と「HTTPD」の連携に用いる「mod_jk」に脆弱性
「Apache HTTP Server」と「Apache Tomcat」間でリクエストを転送するために用いられるモジュール「Apache Tomcat JK Connector(mod_jk)」に脆弱性が明らかとなった。8月にリリースしたアップデートで修正済みだという。
9月23日にアドバイザリを公開し、デフォルトの権限設定に問題があり、情報漏洩やサービス拒否が生じるおそれがある「CVE-2024-46544」について明らかにしたもの。
UNIX系システムのみ脆弱性の影響を受けるとしており、重要度は、4段階中、上から3番目にあたる「中(Medium)」とレーティングしている。
8月6日に「Apache Tomcat」のセキュリティチームが特定。現地時間8月13日にリリースした「Apache Tomcat JK Connector 1.2.50」にて修正した。開発チームでは、同バージョン以降へ更新するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2024/09/27 )
ツイート
PR
関連記事
メール誤送信で留学生受入先のメアドが流出 - 福知山公立大
草津市指定管理者の運営2サイトが改ざん被害 - 偽警告を表示
米当局、悪用脆弱性に6件追加 - SharePoint関連はランサムも悪用
「Apache httpd」のアクセス制御に脆弱性 - 条件分岐が常時「真」に
NASとWi-Fiルータの初期パスワードに注意喚起 - バッファロー
NASがランサム被害、脅迫メッセージを確認 - 福祉サービスのNPO法人
NVIDIAのGPUディスプレイドライバや仮想GPUソフトに複数脆弱性
GitLabにXSSなど複数の脆弱性 - アップデートを呼びかけ
SonicWall「SMA 100」に脆弱性 - Googleが報告した攻撃との関連不明
「Sophos Firewall」に複数の「クリティカル」脆弱性 - 対象機器は1%未満