HPE Aruba製アクセスポイントに複数のRCE脆弱性 - アップデートを
Hewlett Packard Enterprise傘下のHPE Aruba Networking(旧Aruba Networks)が提供するアクセスポイントに複数の深刻な脆弱性が明らかとなった。脆弱性を解消するアップデートが提供されている。
HPEでは、現地時間9月24日にアドバイザリを公開し、「Instant AOS-8」および「AOS-10」が稼働するアクセスポイントが影響を受けるコマンドインジェクションの脆弱性について明らかにしたもの。
アクセスポイントの管理に用いる「PAPIプロトコル」を用いてコマンドラインインタフェースへアクセスできる場合、認証を必要とすることなくコマンドの実行が可能となる脆弱性「CVE-2024-42505」「CVE-2024-42506」「CVE-2024-42507」が判明した。
脆弱性を悪用すると、OS上で特権ユーザーとして任意のコードを実行することが可能になるという。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは、いずれも「9.8」と評価されており、重要度は「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。
同社は、脆弱性を修正した「AOS-10.7.0.0」「同10.6.0.3」「同10.4.1.4」「Instant AOS-8.12.0.2」「同8.10.0.14」をリリース。できるだけ早急に対処するよう求めている。
(Security NEXT - 2024/09/27 )
ツイート
PR
関連記事
ハウステンボスへのサイバー攻撃 - 個人情報流出の可能性
「Chromium」ゼロデイ脆弱性、Macに影響 - 米当局が注意喚起
「Plesk」Linux版に権限昇格の脆弱性 - アップデートで修正
先週注目された記事(2025年12月7日〜2025年12月13日)
ウェブメール「Roundcube」にXSSなど脆弱性 - 更新を強く推奨
【特別企画】最先端企業が直面した「AIセキュリティの盲点」とは? - 生成AIテーマにカンファレンス
「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
県サイト資料に非公開の個人情報、マスキング未処理 - 静岡県
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
