Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

WP向けeコマースプラグインにSQLiなど複数脆弱性

Welcartが提供するWordPress向けプラグイン「Welcart e-Commerce」に脆弱性が明らかとなった。アップデートが呼びかけられている。

同プラグインは、「WordPress」を用いてeコマースサイトを構築できるプラグイン。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、SQLインジェクションの脆弱性「CVE-2024-42404」や、クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2024-45366」が明らかとなったもの。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアは、それぞれ「8.8」「6.1」と評価されている。

同脆弱性はラックサイバーリンクの熊丸匠伍氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。

脆弱性を修正した「同2.11.2」が提供されており、最新版へアップデートするよう呼びかけられている。

(Security NEXT - 2024/09/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ
法人会員情報が流出、脆弱性の点検過程から発覚 - 関西エアポート
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト