意識調査対象者名簿が誤破棄か、廃棄時に気づく - 仙台市
仙台市は、市民意識調査の対象者に関する個人情報が記載された名簿が所在不明となっていることが判明した。当時の状況から誤廃棄されたものと説明している。
同市によれば、調査対象者として住民基本台帳から無作為に抽出した同市に住民票のある18歳から79歳の男女3500人の氏名、住所、性別、生年月日が記載されている名簿が意図せず処分されていたもの。
8月28日、調査票の発送が完了したことから、不要になった対象者名簿を廃棄しようとしたところ、対象者名簿が入った段ボール箱が見当たらないことに気づいた。
同月30日にかけて探索するとともに、職員へのヒアリングを行ったところ、同月22日の発送作業時に古紙回収集積場所付近に対象者名簿が入った段ボール箱を置いたことや、同日午後に古紙回収が実施されたことが判明。
古紙回収を行っている清掃業者への聞き取りよれば、集積場所にあった紙類は、解体していない段ボール箱も含め、すべて回収されたという。古紙処理業者の工場では、回収された古紙や段ボールは圧縮処理が行われていた。
同市ではこうした状況を踏まえ、個人情報が外部に流出した可能性は低いと説明。対象となる住民に謝罪の書面を送付するとしている。
(Security NEXT - 2024/09/25 )
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