Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「ろうきん」利用者狙うフィッシング攻撃が発生

全国労働金庫協会(ろうきん)の利用者を狙ったフィッシング攻撃が確認されている。

フィッシング対策協議会によれば、複数の件名でフィッシングメールが出回っているもの。不正利用の検知、取引や登録情報の確認、入金制限などの通知を偽装しているという。

メールの本文では、金融庁が定めたガイドラインに基づくマネーロンダリング対策への確認などと説明。利用制限といった言葉をちらつかせて不安を煽り、偽サイトへ誘導していた。

また誘導先では、全国のろうきん一覧などとして地域ごとのサイトへリンクしているかのように見せかけ、情報を入力させるページへ誘い込み、ログインIDやパスワード、口座情報などをだまし取ろうとしていた。

フィッシングメールでは5件のURLが悪用されており、誘導先のURLとしても4件のURLが確認されている。

同協議会では類似したフィッシング攻撃に注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/08/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Gitサーバ「Gogs」にゼロデイ脆弱性 - 広範囲の公開サーバに侵害痕跡
「React」脆弱性を狙う攻撃が急増、国内SOCで多数観測 - ラック
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、詳細は調整中 - アップデートで修正
ワークフロー実行ツール「n8n」に脆弱性 - アップデートで修正
監視ツール「Barracuda RMM」に深刻な複数脆弱性 - アップデートを
「Apache Struts」にDoS脆弱性 - ディスク領域枯渇のおそれ
「Node.js」にセキュリティアップデート - 12月15日に公開予定
成人の日記念行事の案内ハガキを紛失 - 福岡市
患者の個人情報含む書類をFAXで誤送信 - 千葉労災病院
ネットワーク侵害を確認、詳細を調査 - テーオーシー