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「Spring Security」に認可欠如の脆弱性 - アップデートが公開

「Spring Security」の開発チームは、現地時間8月19日にセキュリティアドバイザリを公開し、特定の環境下において認可処理が正しく行われない脆弱性について明らかにした。

特定のオブジェクトを利用した際、権限の認可処理が行われず、本来適用されるべきセキュリティアドバイスが無視される脆弱性「CVE-2024-38810」が明らかとなったもの。

「同6.3.1」「同6.3.0」が影響を受ける。開発チームは、脆弱性の重要度を4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングした。

開発チームでは、現地時間8月19日に脆弱性を修正した「同6.3.2」をリリース。利用者にアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/08/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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