Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Spring Security」に認可欠如の脆弱性 - アップデートが公開

「Spring Security」の開発チームは、現地時間8月19日にセキュリティアドバイザリを公開し、特定の環境下において認可処理が正しく行われない脆弱性について明らかにした。

特定のオブジェクトを利用した際、権限の認可処理が行われず、本来適用されるべきセキュリティアドバイスが無視される脆弱性「CVE-2024-38810」が明らかとなったもの。

「同6.3.1」「同6.3.0」が影響を受ける。開発チームは、脆弱性の重要度を4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングした。

開発チームでは、現地時間8月19日に脆弱性を修正した「同6.3.2」をリリース。利用者にアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/08/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ATM取引情報が保存された外部記録媒体を紛失 - 苫小牧信金
県営住宅家賃滞納者情報含む一部督促状を誤送付 - 神奈川県
廃棄カルテが一般ゴミに紛れる、搬送中に飛散 - 薩摩川内市
職業性曝露事故の関係者情報含むUSBメモリが所在不明 - 秋田大病院
メルアカ乗っ取り被害、スパム送信の踏み台に - MaOI機構
RSSフィードが改ざん、外部サイトのリンク混入 - リョーサン菱洋HD
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Erlang/OTP」「RoundCube」の既知脆弱性が標的に - 米当局が注意喚起
情報セキュリティ教室の参加者一覧が閲覧可能に - NII
採用職員の健診関連情報含む名簿を誤送信 - 奈良県